内容に関係なくてアレですが久美子ってG戦時代よりも美人になったなぁ、と少女ファイトの新刊観て思いました。
昔の久美子、特に序盤は完全にヤンキーですからねw
年取ってからの方が美しい人こそ、真の美人だと思います。
私もこの漫画は何度も読み返しているのですが、最近数年振りに読み返していて初めて気がついたのが、「必然」というキーワードです。
連載作品選考の結果発表の場で、編集長が「君たちが描く必然のない漫画などいらない」と新人たちに対して言い放ちますが、後日、町蔵が鉄男の代わりに最終回二話を完成させようとし、他の作家に助けを求めたときに、「自分がこの漫画の続きを描くのは必然だ、自分しか描けない」というようなことを言うんですよね。
かっこいいセリフなんですけど、その後も熱い展開が続くので、編集長の言葉とのつながりには今の今まで思い至りませんでした。まぁ私がニブいだけといえばそれまでですが。。。
それで言えば、二人が出会ったのも「あまりにもできすぎた偶然」なんですよね。「運命」という言葉を使っちゃうと陳腐さが出ますが、「必然」という言葉には、なんというか引かれあう「磁力」のようなものを感じます。なるべくしてなるというか、そうなったからにがもうそうなるしかないというか。
実に有機的に絡み合った作品だと思います。まだきっと色々な何かが眠っているのでしょうね。