ポンコツ山田.com

漫画の話です。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

嬉しい悲鳴は嬉しいけどやっぱり悲鳴でもあるという話と、文章のドライブ感の話

昨日の記事(「BLACK LAGOON」 「面白さ」を求めたロックは「夕闇」にいられたのかという話 - ポンコツ山田.com)の最後でもちょろっと書いたけど、本来書こうと思っていた記事は、「BLACK LAGOON」ロベルタ編を読んでて感じた、「正しさ」と「狂っている」…

おしらせ

別ブログでの小説をアップしました。よろしければご覧ください。 古書店 山田堂

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内容に関係なくてアレですが久美子ってG戦時代よりも美人になったなぁ、と少女ファイトの新刊観て思いました。 昔の久美子、特に序盤は完全にヤンキーですからねw 年取ってからの方が美しい人こそ、真の美人だと思います。 私もこの漫画は何度も読み返して…

謝辞

おかげさまで、はてなダイアリーに移転して丸一周年。移転して早々でニュースサイトで紹介していただいたおかげで、かつてのエクサイトでは数十年経たなければ追いつかないないようなアクセスを、この一年で戴きました。誰かに読んでもらえているというのは…

「BLACK LAGOON」 「面白さ」を求めたロックは「夕闇」にいられたのかという話

BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)作者:広江 礼威小学館Amazon三年の長きに亘って、三巻以上の長きに及んで連載されたロベルタ編が、ようやく終わった。何はともあれ、長かった。なにせ現時点ではあるが、全発売巻数の1/3を越える量だ。果たして連載最…

おしらせ

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乙女武道の夢が満開!満載!これからどうなるの? 来月の新刊が待ち遠しいです。 のりお先生は作品のオチも論理的ですっきりしますよね〜 中身が破天荒でも、オチまでにきちんと脈絡をつけているのが上手いと思いますね。

「G戦場ヘブンズドア」に見る、戦友を繋ぐ「手」の話

「少女ファイト」6巻に懐かしの面子が出てきたので、思わず「G戦場ヘブンズドア」を読み返しました。G戦場ヘヴンズドア 3集 (IKKI COMICS)作者: 日本橋ヨヲコ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/09/30メディア: コミック購入: 8人 クリック: 98回この商品…

おしらせ

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普段、何とも思わずに『…』を見ていました。 なるほど…そうだよなって思いました。 とても面白かったです。 勉強になりました。 どうもありがとうございます。読んで楽しんでいただけたなら何よりです。 BECKの音楽表現の真逆で面白いですよね あ、順番でい…

芦奈野ひとしの光溢れる色遣いと「寂しい」空の話

カブのイサキ(2) (アフタヌーンKC)作者: 芦奈野ひとし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/10/23メディア: コミック購入: 12人 クリック: 46回この商品を含むブログ (44件) を見るようやく出ました「カブのイサキ」第二巻。よもや本当に年一刊行とは。あわ…

おしらせ

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三点リーダは読者にとっての ?三点リーダー数文字分?を読んでいる 時間分の?間?のためにあるのだと 個人的には考えています。 (もしかすると言ってることが同じかもしれないですが) でももやしもんだとたまに三点リーダなしで 間を作るコマとかありますか…

「へうげもの」の過剰な表情と、古田織部(=山田芳裕)の美意識のリンクの話

へうげもの(9) (モーニング KC)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/23メディア: コミック購入: 9人 クリック: 150回この商品を含むブログ (112件) を見る「へうげもの」九巻の最後で、利休居士から授かった花入から示唆を受け、古田織部…

おしらせ

ずいぶん久しぶりに別ブログでの小説をアップしました。よろしければご覧ください。 古書店 山田堂

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吹き出し+写植って講談社系じゃ結構見ると思いますが。特にヤンキー漫画とか。 講談社系のヤンキー漫画と言うと、「特攻の拓」とか「カメレオン」とかですか? ずいぶん前に売ってしまい手元にないので、ちょっと確認ができないのですが。 「特攻の拓」に「…

三点リーダしかないフキダシにはどんな意味があるのかという話

フキダシの中に擬音が入っているのは固有のニュアンスを持って聞こえているのだなどと理解できるのですが、フキダシの中に無音(…)が入っているだけというものがどうしても納得できません。 絵で補完してあるものの場合なら「(本人は)話している・話した…

木村紺のちょっと面白いフキダシの使い方の話

前回の記事で、木村紺先生の擬音使いについて触れましたが、それからちょっと派生して、木村先生のフキダシの使い方について少々。 フキダシと言えば中に文字を書いてセリフを表すものと相場が決まっていますが、それも使い方次第で色々な視覚的効果をもたら…

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原作を知っている状態なら原作と比較せずに視聴することなんて無理、だと思いますね。かくいう私は原作原理主義者らしいですが。原作と同等以上の作品ってそう多くないですからね プラネテスくらいしか思いつかない。 基本的には同じものを題材にしているだ…

木村紺に見る「フキダシ+写植」の擬音の話

「からん」もいいけど早く「巨娘」も再開してくれないかなと私が願って已まない木村紺先生。いや、「からん」も面白いんですよ? そんな木村先生の作品には、ちょっとした特徴があります。 (神戸在住 5巻 p60) (からん 1巻 p141) このように、普通な…