ポンコツ山田.com

漫画の話です。

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

異能の少女との出会いが青年の未来を変える 『7人のシェイクスピア』の話

稀代の詩人、劇作家でありながら、その生涯が謎に満ちている英国最大の文学者、ウィリアム・シェイクスピア。彼には“失われた年月ザ・ロスト・イヤーズと呼ばれる空白時代がある。1564年、イングランドの片田舎に生まれ育った彼が、1585年に自分の子供である…

うちのネコは女子高生で86歳 『ミル』の話

大学に通うため、佐賀から上京した男子学生・アキ。一人暮らしの侘しさを噛み締めている彼のもとに、突然女子高生が転がり込んで来たものだからビックリ。で、その女子高生が実家で飼っていたネコ・ミルが化けた姿だというのだから二度ビックリ。女子高生の…

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「三千世界の…」の解説。非常に分かりやすいと思います。知っていたけれど、とてもこんな風にコンパクトには書けません。ありがとうございました。起請文→熊野神社→神鳥としての鴉の関係に触れたものを探しておりました。当方、落語で得た知識でしたので。 …

思春期の心は素直に語れない 『みかこさん』の話

無口で無愛想な、高校3年生のみかこ。友情、恋愛、受験。変わり映えしない日常にも、変化の波はそろそろと忍び寄ってきて、その気配はまだ変わる準備のできていないみかこを戸惑わせる。昨日と今日。今日と明日。過去と、今と、未来と。流れる時間の中で、…

生涯青春!快足快盗のジジイは走る 『GGG』の話

最近巷に出没する、安いものしか盗まずやたら足の速い泥棒。最初に盗んだものがブルースハープだったことから「ハープ」と名付けられた彼は、実は御年70歳のご老人。年寄りの冷や水もなんのその、自分が楽しいと思ったことに忠実に、時には人助けもしつつ、…

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すごい… わたしはただただなんとなく感情やキャラの設定がしっかり している…と思ってましたが・・・ より深く、わかりやすく、根拠さえ感じさせる考察にうなってしまいましたw そのうえでアニメを否定することのないコメントも素晴らしいですね! どうもあ…

『ドリフターズ』『アーサー・ピューティーは夜の魔女』読み手の「こちら」はどちら側なのかという話

ここ二回の記事で『アーサー・ピューティーは夜の魔女』と『ドリフターズ』を紹介しましたが、この二作品に共通しているのは、人間と人間ならざる者が敵対している点です。ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)作者: 平野耕太出版社/メーカー: 少年画報…

パンデミックが変えた世界で彼女は逃げる 『アーサー・ピューティーは夜の魔女』の話

20xx年、あるバクテリアを原因とする感染症が南米で発生する。突然変異を起こしたそれは空気感染するようになり、世界中で流行、パンデミックとなった。症状は、初期は悪寒・発熱・激しい嘔吐、次いで昏睡。そして目覚めた後、身体にある変化を来した感染者…

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再開されたアニメを見ていて、なんか軽い感じを持ったのですが、このページを読んで、その原因が分かって、すっきりしました。 アニメは見続けますが、その後で、マンガの方も読み直して、頭の中で深くして行きたいと思います。 比較することで、漫画とアニ…

歴史の傑物が異世界で埒外の大暴れ 『ドリフターズ』の話

時は1600年、関ヶ原の戦い。島津豊久は、叔父で養父の義弘を敵勢から逃がそうと、勇猛名高い徳川井伊の赤備えに単騎で挑んでいた。大将首の井伊直政を斬りつけたものの、自身も深手を負う豊久。だが、一人瀕死の身体を引きずっていた彼は、突然まるで場違い…

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ハックス、いい作品ですよね。創作活動している人にはぜひともみてもらいたいです! 「楽しい」っていう根っこの感情を恐れちゃいけない、そして忘れちゃいけない、というのがあふれ出ていて、創作活動に足を踏み入れようとしている人にも、今現にしている人…

未来を思って作るおべんとうは家族を繋ぐ 『高杉さん家のおべんとう』の話

人生そろそろ崖っぷちな、三十路のオーバードクター(≒フリーター)温巳。そんな彼の許へ十年来行方知れずだった叔母の訃報とともにやってきたのは、シングルマザーだった彼女の一人娘・久留里だった。頭でっかちの学者(未満)の温巳と、人付き合いに積極的…

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以前からブログを読ませて貰っていますが、読む度に考えの深さ、そして文章を書く力に感服します。今後も読ませて頂きます。 どうもありがとうございます。そのような声援をいただけると、やる気がもりもりと湧いてきます。もりもり。 これからもどうぞよろ…

命は地球より重い、のか?  『フランケン・ふらん』の話

世紀の天才科学者・斑木直光。世界中を飛び回って研究を続ける彼の、日本の研究所を守って居るのは、彼の最高傑作・・・・である美少女外科医・斑木ふらん。博士譲りの知識と技能で、彼を頼って研究所を訪れた人の願いを、彼女は代わりに聞き届ける。その願…

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序盤で毒気を抜いても、話が進むにつれてどうしたって毒のある展開になるんだから、下手に子供向けに変えなくてもいいんじゃないのかなぁと第一話を見て思いましたね。蟻編までやるみたいですし。 ハンタは話が進むごとに毒気が増しますからね。蟻編から毒気…

自転車ちょうたのしいという話と自転車がちょうたのしい『のりりん』の話

実は先月末、クロスバイクを買いまして。 Bianchiのcamaleonte4、2011年モデルです。 はい、もちろん『のりりん』に後押しされてます。のりりん(1) (イブニングKC)作者: 鬼頭莫宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/23メディア: コミック購入: 22人 ク…

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市川先生の作品はほんとにどれも視覚的表現に優れてますよね。「25時のバカンス」で、弟の姉の距離が段々縮まっていくのが絵でも分かりました。特にP86の姉の後姿の美しさと艶めかしさは、弟の姉への見方がここで変わったんだと感じます。気持ちにはなんとな…

『HUNTER×HUNTER』アニメと比較して浮かび上がる、原作の特徴の話

なぜか再びアニメ化されることになった『HUNTER×HUNTER』。HUNTER X HUNTER 1 (ジャンプ・コミックス)作者: 冨樫義博出版社/メーカー: 集英社発売日: 1998/06/04メディア: コミック購入: 3人 クリック: 157回この商品を含むブログ (115件) を見るアニメやっ…

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やは、同志。当方もCuvie先生をこよなく愛するものです。また機会を見つけて、ナイトメアメーカーをじっくりと紹介したいです 『NIGHTMARE MAKER』で描かれている、記憶や認識、現実のあいまいさは、読んでてドキドキします。そういうスリリングさを描いてい…

「リアリティ」を描く漫画たちの話

今年1巻が出た作品として確実に五指に入る『グラゼニ』(オレコン調べ)。グラゼニ (1)作者: 森高夕次,アダチケイジ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/23メディア: コミック購入: 8人 クリック: 461回この商品を含むブログ (94件) を見るその面白さは…