ポンコツ山田.com

漫画の話です。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

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山田さんはじめまして。漫画考察、とても楽しく読ませてもらっています。自分では好きなマンガのどこに惹かれるのか上手く言葉に表現できないのですが、山田さんの書く考察や感想を読んでいつもすごく納得したり新しい発見があります。読んでいて漫画を読み…

楽しく踊れば一つに溶け合う!高校生ダンス漫画「BUTTER!!!」の話

BUTTER!!!(1) (アフタヌーンKC)作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/23メディア: コミック購入: 7人 クリック: 178回この商品を含むブログ (84件) を見る高校に入学した荻野目夏は、中学校の頃から夢だったダンス部に入部した。でも…

森の仲間は日常を愉快に抉り取る 「森のテグー」の話

森のテグー 1 (ヤングチャンピオンコミックス)作者: 施川ユウキ出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2009/11/20メディア: コミック購入: 4人 クリック: 49回この商品を含むブログ (26件) を見る子猫のテグーは、お父さんとお母さんと、森の中で暮らしています…

ドM童貞(26)と天然ドS処女(16)が出会った奇跡「生きろ!モリタ」の話

生きろ! モリタ (F COMICS)作者: 松本藍出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2011/01/12メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 441回この商品を含むブログ (10件) を見る主人公モリタ。26歳。フリーター。年齢=彼女いない歴。ヘタレ。童貞で、ドM。そんな彼…

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日本橋作品ファンなので頷きつつ読みましたが、一言だけ。才能と天才は違うんですよ。優劣の差が決定的に違います。 また、天才はそれ(芸術)を無くしても、関わらずとも生きていけます。何食わぬ顔して生きていけるのです。才能のある方は芸術に固執します…

アニメ作りは楽しい!「楽しい」で駆動する高校生達『ハックス!』の話

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)作者: 今井哲也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/21メディア: コミック購入: 18人 クリック: 162回この商品を含むブログ (74件) を見る高校に入学したての女子高生・阿佐実みよしは、新入生歓迎会で見たアニメに心奪わ…

後天的才能は「贈り物」なのかという話

昨年末に内田樹先生のブログで書かれていた記事、「才能の枯渇について」で、昨日twitter上で呟いたことを改めてまとめてみたいと思います。 リンク先の記事で主に触れられている天賦の才能のことを、内田先生は「なんだか知らないけれど、できちゃうこと」…

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「子ども」と「力」と「理念=倫理=正義」と言えば、新井英樹先生のキーチ!!がありますね。ひとり すごい ひとり だいじ みんな ひとり 生きる楽しい、ひとりだから あいにく、「キーチ!!」は1巻だけ読んで、以降は手つかずなんですよね。新井先生の作品…

鬼頭莫宏の描く「子ども」と「力」と「理念=倫理=正義」の話 後編

さて、後編です。前編はこちら。 鬼頭莫宏の描く「子ども」と「力」と「理念=倫理=正義」の話 前編 前編では『なるたる』について見ましたが、後編ではまずは『ぼくらの』から考えてみましょう。ぼくらの 1 (IKKI COMIX)作者: 鬼頭莫宏出版社/メーカー: 小…

鬼頭莫宏の描く「子ども」と「力」と「理念=倫理=正義」の話 前編

先日発売された鬼頭莫宏先生の新作『なにかもちがってますか』。なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)作者: 鬼頭莫宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/07メディア: コミック購入: 12人 クリック: 668回この商品を含むブログ (69件) を見るレビ…

少年達の危うい「正義」と危うい「力」が危うく出会う 「なにかもちがってますか」の話

なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)作者: 鬼頭莫宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/07メディア: コミック購入: 12人 クリック: 668回この商品を含むブログ (69件) を見る物心ついてからこの方、日々に微妙な違和感を覚えながらも平々凡々に…

「惑星のさみだれ」泥人形と人間の話

最終巻発売からはや一ヶ月あまり。何度読み返してもその展開に涙が止まらない『惑星のさみだれ』。ええ作品やったで。惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2010/11/30メディア: コミック購入: 6人 …

2010年の記事を振り返っての話

あけましておめでとうございます。 さて、新年一発目の記事は、温故知新ということで去年書いた記事を振り返ることにいたしましょう。 まずは、反響が大きかった記事。 去年の前半に、冨樫義博先生関連の記事を何本か書き、それがぼちぼち多くの方に読んでい…