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漫画の話です。

拍手レス

ヤマシタトモコのコマ送り手法に関する記事、
面白く読ませていただきました。ありがとうございます。
登場人物の心情の繊細な動きを表すようなああした書きぶりの源流は(特にBL界では)よしながふみにあるような気がしてなりません。たとえば『ジェラールとジャック』(同名文庫所収)でジャックが「これはお前のマドレーヌだ」という台詞を繰り返す箇所。反復の中に感情の動きの大きさと変化とが読み取れます。文庫所収の他の作品(『恋とはどんな…』『そして朝の光』等)にも 同類の手法がみられます。現在手元にあまり資料がないのですが、よしながふみ作品には一貫して用いられるテクニックだと思います。
両者の作品の発表時期には10年程度(?)の隔たりがあります。ヤマシタトモコは、よしながふみが波に乗ってきた頃のBL作品に馴染んでいた読者にとって、なんとなしの懐かしさを感じさせる作家です。(もちろん真似云々の次元でなく愛されてもいます!)温故知新のうまい形だなぁと思うばかりです。
今日はじめて貴ブログを拝見しましたので、ごく一部の記事しか拝見していません。的外れなコメントでしたら失礼いたしました。

よしなが先生の作品は非BLレーベルの作品しか読んだことがないので、そのような類似性には気付きませんでした。『大奥』や『きのう、何食べた?』などの非BLレーベルの作品でもそれが言えるのか、今度読んでみたいと思います。貴重なご意見、どうもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。