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漫画の話です。

拍手レス

『神は銃弾』が引用されてて、ちょっと身近に感じてしまいました
漫画と小説の違いについてのあなたの論考を楽しみにしています

「神は銃弾」は、以前コメント欄で紹介されたもので、丁度記事を書いた前日に読み終わったので印象に強く残っていたんです。普段読まない分野の小説なので、かなり興味深く読みました。
漫画と小説の違いは次回にはアップできると思いますが、今回の記事も考えている方向性は似ているので、よろしければ読んでみてください。期待に沿えるようがんばります。

面白かった&興味深かったです。
私自身は、落語の語り方で 「地の文を入れる人と入れない人」 みたいなイメージを思い出しました。談志みたいに、ときどき「ぼそっとつぶやく」人と、最後まで演技だけで通す人の差、みたいな。

どうもありがとうございます。
語り部の人称/視点/役割が容易に変化して怪しまないのも、作品を全て一人で演じる落語の特徴だと思いますが、それはまさに「演技をしている」からだろうと思います。熊さんも八つぁんも横丁のご隠居も地の文も、全て一人が演じ分けている。この時の地の文は果たしていったい何者なのか。物語に対して、そして現実に対してどのような人間なのかということを考えると興味深そうです。演じているのは目の前の現実の人間で、同じ空間/時間を共有していて、それでも複数の水準からのメッセージを送ることができるというのは、かなり奥深い。