あけましておめでとうございます。今年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、例年通り新年一発目の記事は去年の総括。
『HUNTER×HUNTER』の新刊が発売、アニメ放映ということで、『HUNTER×HUNTER』がらみの記事をぼちぼち書きました。
ポンコツ山田.com
『HUNTER×HUNTEER』28巻で感じたご都合主義と、29巻での解決の話 - ポンコツ山田.com
『HUNTER×HUNTER』「名前」と「母」から見る人/アリの話 - ポンコツ山田.com
『HUNTER×HUNTER』アニメと比較して浮かび上がる、原作の特徴の話 - ポンコツ山田.com
アニメ関連の記事は反応が大きかったですね。記事中でも書いていますが、自分自身アニメ一話を見て初めて、原作でのなにげない描写が一定の意味を持っていた、ということに気づけたので、やっぱり特徴を焙り出すためには何かとの比較は有効であると思ったりなんだり。
つーか集英社は、総集編をまとめる暇があったら新刊を出して。マジで。
マジで。
当ブログでしばしば触れている「天才」についても、何本か書いてます。
「駆り立てるもの」が繋ぐ「天才」と「狂気」の話 - ポンコツ山田.com
『昴』に見る、「天才」の人間関係の話 前編 - ポンコツ山田.com
『昴』に見る、「天才」の人間関係の話 後編 - ポンコツ山田.com
言葉以外で与えられる、強さや「天才」の説得力の話 - ポンコツ山田.com
余裕があれば今年は、『昴』『moon』とは別の形で「天才」を描いている『capeta』を集めたいですね。
今年は3月に大震災がありました。
「神戸在住」震災の中、一人一人が編み上げる「物語」と、それを編み上げた人間の話 - ポンコツ山田.com
幸い、私の身の回りでは大きな被害はありませんでしたが、それでも有形無形の影響がありました。自分に、他人に、社会にどのような「物語」が今回の震災でもたらされたのか、今年も折に触れて考えざるを得ないことでしょう。
今井哲也先生の『ぼくらのよあけ』についても、いろいろ書きました。
小学生は団地から宇宙を目指す 『ぼくらのよあけ』の話 - ポンコツ山田.com
『ぼくらのよあけ』奥行きのある空間と、子ども達の知った広い世界の話 - ポンコツ山田.com
『ぼくらのよあけ』セミの声と、夏と、絵と言葉の時間の話 - ポンコツ山田.com
『ぼくらのよあけ』漫画における、人間と、人間ぽいけど人間ではないものの顔の話 - ポンコツ山田.com
『ぼくらのよあけ』記憶を塗り替える28年越しの打ち上げの話 - ポンコツ山田.com
『ぼくらのよあけ』特異点を超えたナナコの「変化」と生命の話 - ポンコツ山田.com
『ぼくらのよあけ』二つの「友達」とそこを渡る者の話 - ポンコツ山田.com
今井先生の作品を、また早く読みたいものです。
うちのサイトっぽい記事というと、ここらへんでしょうか。
漫画表現の中の、顔の見えない背中が語る内心の話 - ポンコツ山田.com
「ヘタッピマンガ研究所R」から考えた「分析的知性」の話 - ポンコツ山田.com
ヤマシタトモコに見る、越境・連結するフキダシによる読みやすさの話 - ポンコツ山田.com
『銀の匙』と『極東学園天国』に通じる、夢が無いことはいいことだ、の話 - ポンコツ山田.com
前掲の、『HUNTER×HUNTER』のハイライトの記事、アニメの記事も。
何を持って「ぽい」というのかはよくわかりませんが、自分で読んで、「あー俺書きそう」みたいな記事。
視覚表現から受ける印象はどういう理屈でそう感じられるのか、を考えてる記事が自分ぽいのか?
レビュー記事としては、ここらへんが良く書けたかなと自画自賛。
見えない穴の向こうに何を思うか『女の穴』の話 - ポンコツ山田.com
異形の生命と、光と闇と、人間と 『25時のバカンス』の話 - ポンコツ山田.com
未来を思って作るおべんとうは家族を繋ぐ 『高杉さん家のおべんとう』の話 - ポンコツ山田.com
歴史の傑物が異世界で埒外の大暴れ 『ドリフターズ』の話 - ポンコツ山田.com
感情をなくした死刑囚は外で生きる夢を見るか 『死刑囚042』の話 - ポンコツ山田.com
殺人鬼と出会った女子高生は合格か不合格か『零崎双識の人間試験』の話 - ポンコツ山田.com
一昨年の最後の方で、「2011年はレビュー記事を増やしていこう」と思っていたのですが、一応それは果たされたようです。今年も、『死刑囚042』のレビューが意外に反響があったので、今年はすでに完結している2000年前後の佳作をちょぼちょぼと取り上げていこうかなと思ってます。
んー、まあこんな感じですかね。二月から四月にかけて記事数が極端に少ない時期があったので、今年はもうちょっと頑張りたいなと。去年も同じこと言ってたけど。
俺に金さえあれば、集英社の筆頭株主になって『HUNTER×HUNTER』の新刊を発売させるのに、などと思いつつ、今年もどうぞご贔屓に。
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