死ぬ間際に微笑んだ者と、微笑まれた主人公と言えば、うしおととらのジエメイと潮もそうですね。
ジェメイの微笑みも、しばらくは潮の心に重荷として残りましたからね。あの微笑を潮が肯定的に捉えられるようになったのは全てが解決してからですから、読み手の私たちには理解できるジェメイの心情を作品内の潮が受け止めるには、相応の時間と状況を必要としたわけです。ジェメイに正に直接微笑を向けられた潮は、彼女の死に私たち読み手とは違う形で自責の念を強く感じたのだと思います。
後半戦の予告が魅力的で仕方がありません。
早く読みたいです><
どうもありがとうございます。ということで、後半戦でした。当初思っていたより考えがあっちゃこっちゃ行って、時間がかかってしまいました。
本当は「オマージュ」ではなく「本歌取り」を使う方が感覚的にはしっくりくるのですが、タイトルの見栄えとしてそっちを使いました。「本歌取り」に基づく考え方もそのうち書きたいなと思ってます。
興味深く拝見させていただきました。
比喩が文章をしゃれて見せると思っていましたが、
程度によって変わるということですね。
西尾維新さん知りませんでしたので読んでみたいと思います。また見させてもらいます。
by movingplanet
どうもありがとうございます。
web拍手はいつの記事のものかがわからないのですが、伊坂幸太郎氏についての記事だったでしょうか。
比喩がクールに使われ、それに溺れない感じがとても自制的な印象を生み出しているのだと思います。