2025-01-01から1年間の記事一覧
私の高校生活を、青春を、すべてをかけた高校陸上は、あの夏に幻となった。 女子高生チハヤのインターハイは、新型コロナのために露と消えた。それから8年。ニート生活におぼれていたチハヤは、あの夏に雌雄を決するはずだったライバルのミオと偶然再会し、…
SUGAR GIRL【単行本版】(特典付き) (OUR FEEL)作者:ヤマシタトモコシュークリームAmazon 恋多き女性のオフィスラブのような導入から、次第になにやら不穏な気配が漂い出す、表題作の『SUGAR GIRL』。 我が儘放題の彼氏についにぶちぎれた男がハンマー片手…
高校2年生にして剣道日本一を達成した少年・高砂シン。その大会からの帰り道、快挙の達成とは裏腹に剣道をやめようと決意した彼の目の前に現れたのは、編み笠をかぶった小柄な辻斬りだった…… 百鬼夜行。それは、見れば死ぬと言われている妖怪達の大行進。人…
先日の『アオアシ』最終巻に寄せた記事にて。 yamada10-07.hateblo.jp ここでは「想像を超える楽しさ」について書きました。曰く、想像力を持つことで人は成長できるが、その想像の枠を超えることで未知の面白さに辿り着けると。 ですが、ここでは言及してい…
最終巻となる40巻が発売された『アオアシ』。アオアシ(40) (ビッグコミックス)作者:小林有吾小学館Amazon この先を見たい気持ちは起こりつつも、育成をテーマに描くのであればここでこう終わるのがベストだという判断は間違いないところ。当初は描く予定…
45巻の発売と同時に、次巻での完結が発表された『宇宙兄弟』。宇宙兄弟(45) (モーニングコミックス)作者:小山宙哉講談社Amazon 連載開始から早17年。第1話で主人公の六太が会社をクビになったのが2025年5月のことですから、連載開始時点ではだ…
物心ついてから数年、少女シャーリィはある日、唐突に思い出した。自分が前世で日本人であったことを。そして同時に絶望の打ちひしがれる。日本で食べていたあの美食の数々を、もうこの世界では食べられないのかと。しかし彼女は諦めない。否、むしろ燃え上…
5巻が発売された『BLUE GIANT MOMENTUM』。BLUE GIANT MOMENTUM(5) (ビッグコミックススペシャル)作者:石塚真一小学館Amazon 若手ジャズマンの登竜門であるインターナショナル・ジャズ・コンペティションに参加したダイは無事デモ審査を通過し、二次予選…
ここは作家が集まるネットの通話コミュニティ。プロアマ問わず、作家なら誰もが参加できる通話ルームがいくつもあるけれど、その中の一つに、「キーワード怪談」が流行っている部屋がある。参加者がキーワードを一つずつ挙げ、それらを元に誰かが即興で怪談…
登録者数130万人。同時視聴者数1万人。ネットで彼女の名前を見ない日はなく、ライブをすればチケットは即完売。そんな今をときめく企業所属VTuber草村しげみだが、彼女には零細個人VTuber時代を支えてくれた古参視聴者がいた。その名はナナシノ(ユーザーネ…
ポップカルチャーの帝王。全米ナンバーワンラジオ局のオーナー。アメリカの選挙戦を一変させた男。カンザス州一の大金持ち。奇想天外なアイデアマン。エネルギッシュな煽動者。 数々の肩書と異名を持つ彼だが、何よりふさわしいのはやはり、もっとも著名な偽…
先日発売しました『ルリドラゴン』3巻。ルリドラゴン 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者:眞藤雅興集英社Amazon 読むたびに他の作品ではあまりない不思議な感覚を味わっているのですが、それがなんだと考えてふと思い当たったのが、感情表現のあけすけさ、…
推しをカタチにする仕事 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者:安藤狂太郎集英社Amazon 推し。 いつの頃からか私たちの生活に入り込んできたこの言葉。アニメ、漫画、ゲームといった二次元のキャラクター。アイドルやスポーツ選手といった三次元だけど遠くにい…
本作『深淵のテレパス』は、いわばホラーとミステリのポップなマリアージュ。特に主人公ら視点の際の文章の軽妙な語り口と、それとは裏腹の、ホラー部分の嫌なものが忍び寄ってくる恐ろしさ。そして、ストーリーの中でさりげなく登場している小物や設定が終…
読切コンペが掲載されたときにレビューをした、イシコ先生の『邪神の弁当屋さん』の1巻が発売されました。邪神の弁当屋さん(1) (コミックDAYSコミックス)作者:イシコ講談社Amazon そのレビューは去年の6月でしたが、まっこと時の経つのは早いものよ…
「家に帰るまでが遠足です」 私たちは子供の頃そう言われました。 でも、西の勇者はこう言いました。 「魔王を倒して終わりじゃない。生きて帰るまで俺達の旅が続く」。 そう、これは勇者たちが故郷に帰る物語。勇者たちのために、家族のために、旅を終わら…
子供はまだ何色にも染まらず吸収力が高いだけに、ちょっとしたことが後の人生を大きく変える出来事にもなりうる。そう、たとえば性癖とか。その相手が、普通の人間にはない特徴を有する異種族であればなおさら。 年齢不詳のギャルエルフに「握手洗い」をして…
2025年1月3日付ののジャンプ+で掲載された、ネズクマ先生の読み切り『フィットネス住職』。 shonenjumpplus.com 霊障と思しき体の不調に悩む女子高生がお寺の住職に相談すると、説法という名のダイエットにいざなわれ、心身の復調と共に悩みも解決する…
あけましておめでとうございます。 さて今年も年明け早々去年を振りかえる俺の俺マン。俺シュレーションは例年通り、1,2024年中に発表された、もしくは単行本が出た作品で 2,その中でも特に心をつかまれた作品で 3,5作品 4,今まで選んだことの…