ポンコツ山田.com

漫画の話です。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『3月のライオン』「自分の大きさ」を知らない高城と知りつつある零の話

出ました『3月のライオン』9巻。3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2013/09/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (117件) を見る夏から翌春まで駆け足だったなーとか、ちゃんと高橋君の話にケリを…

拍手レス

ネウロの最初は試行錯誤でネタを沢山しこんでいたが、だんだん収束して、暗殺教室ではシナリオのスタイルが確立されましたね。作者の工夫が良くわかる作品です。 いろいろ仕込んでいたのであろう工夫がきちんと披露されるくらいネウロの連載が続いたことは、…

ヤマシタトモコの描く「ままならぬもの」の話

先日『仮面の告白』を数年ぶりに再読しましてね。仮面の告白 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 190回この商品を含むブログ (208件) を見る同性愛者の苦悶と悲哀と喜愛と絶望とが端正な筆…

「泣ける」について再考すべき時はもうそこまで来ているのだという話

先日『アリスと蔵六』2巻を買ったんですよ。アリスと蔵六 (2) (リュウコミックス)作者: 今井哲也出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/09/13メディア: コミックこの商品を含むブログ (8件) を見るで、それについていた帯に「泣けるSFファンタジー最高傑作…

「夢」の世界、それは不条理で不可解でそれでもリアリティがあるもの『足摺り水族館』の話

母親から頼まれた謎のお使い物を探すために、そろわないものがないといわれる商店街まで足を運ぶ『完全商店街』。自由研究のために訪れた、日々生まれ変わる新しい世界を展示しているという謎の博物館『新しい世界』。京都への修学旅行で、クラスメートから…

できたての料理に幼女は満面の笑みを浮かべる 『甘々と稲妻』の話

高校教師・犬塚公平は半年前に妻を亡くしたばかりで、保育園児の娘・つむぎと二人暮らし。仕事と家事に追われる毎日で、ついつい食事は出来合いのものばかり。けれどある日、できたての料理が映ったテレビにかじりつくつむぎを見て、これではいけないと思い…

この世界はマンガ それに気づいた少年少女は 『わたしの宇宙』の話

中学2年の津乃峰アリスは、同じクラスになった隣の席の少年・星野宇宙が進級早々学校に来なくなったため、なにかと世話を焼くこととなり、宇宙の双子の弟・真理とともに話をするようになりました。宇宙も学校へ来るようになったある日、クラスメートの祖谷が…