ポンコツ山田.com

漫画の話です。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

女子高生たちの、平凡で、だからこそ楽しい群像劇『シンプルノットローファー』の話

私立モンナンカール女子高等学校2年A組。そこに通うのは、普通に普通で普通に変わってるごくごく普通の女の子たち。色々あったりなかったりする学校生活を、楽しく過ごしたり面倒くさく過ごしたり適当に過ごしたり。女子高生たちの日常をさくりと切り取る清…

無職男子のおいしくない日々のご飯 『鬱ごはん』の話

誰しも人は、食べずに生きていくことはできない。だが人は、死なないわけにもいかない。いつかは必ず死ぬのに、死なないために食べ続ける。なぜなのか。なぜなのか……。そんなことを鬱々と考えながら、就職浪人・鬱野は今日も飯を食べる。イマジナリーーフレ…

ダラダラ不真面目文学談義『バーナード嬢曰く。』の話

図書室のすみっこでいつも本を読んでいる彼女。あだ名はバーナード嬢(自称)。本名は町田さわ子だが。彼女は真面目に読書をしているようで、そのくせろくにページは進まない。いつも余計なことばかり考えているからだ。読書家に見られたいと思いながら本を…

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今井さんの作品大好きなので、とりあげて頂けるのは嬉しいです!次回も楽しみにしています。 私も今井先生の作品が大好きなので、これで未読の方が一人でも興味を持ってくれたらと思います。

あらゆる生物がいなくなった世界で出会った少女とフラミンゴ 『オンノジ』の話

ある日突然あらゆる生物がいなくなってしまった世界で、一人取り残された少女ミヤコ。たった一人の彼女はあてども無く街を歩き回り、意外とポジティブに状況を楽しみながらも、ふとした時に猛烈な孤独感に襲われていた。そんなある日、ミヤコは謎の動く影を…

拍手レス

『ヨルムンガンド「世界が好き(以下略)』を拝見させて頂きました。 ヨルムンガンドは最後まで見ましたが、少年が成長したな程度にしか見ていなかったことに恥ずかしくなりました…。 拝見させて頂いて改めて別の感動を覚えました。 これを機に、少し奥深い…

『アリスと蔵六』から考える、枠線を超えるフキダシの効能の話

さて今日は、前回、といっても半月ほど前の話になってしまいましたが、レビューした『アリスと蔵六』から、フキダシの使い方についてちょいと考えてみたいと思います。アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)作者: 今井哲也出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 201…