ポンコツ山田.com

漫画の話です。

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がっつり読まれてますね。僕も楽しみにしてたマンガでした。ちゃんと評価を受けないともったいないというか、残念だなと思ってたので評価してるひとがいるんだ!と、嬉しくなりました。

とても大好きな作品でした。次の連載もとても楽しみで、より多くの人に読んでもらえたらなと思います。

私もブログを書く理由とは、自分が読んだ本の内容や面白さなどのもやもやを文章化して外部に発信したいという気持ちが強いですね。
それがうまく当たれば、この間の悟空エントリー見たいに爆発する事がありますが、基本的に漫画ネタに絡めないと社会ネタはあまり読んでくれませんね。

知名度の高い漫画に絡めてあると、読み始めるハードルも低いし、関連付けられたこともイメージしやすいですからね。
上手い比喩の使われた文章が読みやすく理解しやすいように、漫画がその役割を担えるのだと思います。

記事のテーマとは直接関係ないことなのでここに書かせていただきます。
「なぜ 自分達と関りのない人達を殺せるの?」というゴンの問い掛けを深読みしてみました。
ゴンのハントの原点は狩り。狩りは相手の命を奪うけれども、失敗すれば飢えや相手の反撃で命を落とし、逆に相手に食べられる危険もある。なにより狩りにおいては『相手を知る』という行為が必要不可欠です。
そんなゴン=ハンターにとって、クロロ=盗賊の『欲しいものはそれを持つ人から奪えばいい』というスタイルは、ハントの下準備や策略、駆け引きといった過程=醍醐味を自ら捨てている、受け入れられない思想に思えた。
「なぜ自力で欲しいものを手に入れようとせずに人から奪うの?それで本当に満足するの?」という疑問が、「なぜ関わりの無い(=知ろうともしない)人達を殺す(=奪う)の?」というあの発言として出たのではないでしょうか。
いささか牽強付会ですが、こんなことを考えつきましたので書かせていただきました。

ハンターと盗賊の違いは、ウヴォーやフェイタンの口からも端的に語られていましたね。欲しいものは盗る。つまりは、相手を気にせず自分の好きなようにやる、と。ハンターの理念は(本来は)高潔なものであるということはハンター試験の最中にも言われていますが、それは対比させられそうです。

はじめまして。 というかコメントを書くのは初めてなんですが、自分が好きな冨樫先生の漫画への考察が納得する形で書かれていたため、何度か見にきてました。 そして今回も非常に楽しく読ませてもらいました。 確かにゴンは空気を読まず発言する事があります私的な感想ですが見てて恥ずかしくならずに読めるのは冨樫先生の描き方の上手さだとつくづく思います。 後、やはり私自体冨樫先生の漫画が好きな事が大きく関係するのかもしれませんが、いらなそうな描写を無くしたら淡白な漫画になる気がするのであった方がいい気がします。 後余談なんですが、最近ジョージ秋山という漫画家の阿修羅という漫画で昔の飢饉の時代を描いてる漫画なんですが、主人公(おそらく10歳未満)が最初から最後まで人を食べ続けるというショキングな作品(ホラーではない)という作品がありました。 この作品自体、当時一部地域で発禁本なっていたらしいんですが考えさせられる本なので気が向いたらどうでしょうか。 といきなり宣伝をしてすみません。 最近一番ショキングだったので書いてしまいました。 長々すいませんでした。 by トト

どうもありがとうございます。
キャラクターの空気の読まなさを、読み手に強く意識させることなく納得させるというのは、どのような点で巧みであるといえるのか、どうすればそう描写することができるのかというのは、興味深いてんだと思います。他のキャラクターとの関係なのか、それともテクニカルな描写の問題なのか。
一見ギャグパートにしか見えない描写でもそれがキャラクターの個性にきちんとつながる描き方、寄り道が実は寄り道でない描き方は、冨樫先生に非常に強く見られる特徴だと思います。
ちょっと気になりますね >アシュラ 機会があったら探してみようと思います。