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『このマンガが凄いから読め!(仮称)γ版2009』ランキング

『このマンガが凄いから読め!(仮称)γ版2009』
参加させていただいているこちらの企画のランキングです。
対象作品は、2008年中(12月31日まで)に新刊コミックスが1冊でも発売されたタイトルとなっています。
あ、あと私個人の考えとしては、漫画のお薦めはレビュー文そのものよりも、そのレビュワーが選んでいる他の作品が自分と似ているかどうかの方が重要だと思っているので、惜しくもランキングから漏れてしまった作品も適当に挙げておこうと思います。


ということで第五位から。

よつばと! 8 (電撃コミックス)

よつばと! 8 (電撃コミックス)

私たちにとっては普通の日常を、なんでも新鮮に映る子どもの目から描いたコメディ。この作品に人気があるのは、そのかつて私たちにもあった(はずの)新鮮な感情もさることながら、「こんなご近所さんがいるこんな町で暮らせていたら面白かったろうなぁ」という、もはや得ようのない羨望と懐郷によるところも大きいんじゃないでしょうか。


第四位。
惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)

加速度的に面白くなっている、地球サイズファンタジー。
過去記事はこちら。
水上悟志と石黒正数の熱い主張 - ポンコツ山田.com
惑星のさみだれ 6/水上悟志/少年画報社 - ポンコツ山田.com(最新刊のネタバレあり)
「惑星のさみだれ」の名前についてあれこれ - ポンコツ山田.com


第三位。
GIANT KILLING(8) (モーニング KC)

GIANT KILLING(8) (モーニング KC)

今一番好きなスポーツ漫画。そして今一番泣ける漫画。この作品がもたらすカタルシスは私の涙腺を容易に刺激します。
過去記事はこちら。
「GIANT KILLING」と「SLAM DUNK」の共通点 - ポンコツ山田.com
「GIANT KILLING」に見る、開放的なキメゴマ - ポンコツ山田.com


第二位。
HUNTER X HUNTER26 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER26 (ジャンプ・コミックス)

私は冨樫先生の漫画センスを圧倒的に支持する者です。面白いんだからしょうがない。
単行本派なので、連載分のネタバレは勘弁な!
過去記事はこちら。
「H×H」に見るマクガフィン - ポンコツ山田.com
「H×H」に見る、漫画内に流れる文の階層 - ポンコツ山田.com


第一位。
少女ファイト(4) (KCデラックス イブニング)

少女ファイト(4) (KCデラックス イブニング)

これを一位に据えざるを得ない。熱意の集大成だった前作「G戦場ヘブンズドア」を終え、そこから作品全体をソフィスティケイトさせた印象です。
バレー漫画でもあるし、青春群像劇でもあるし、練にニヤニヤする作品でもあります。
過去記事はこちら。
「少女ファイト」に見る、「子供」、「少女」、そして「乙女」への成長 - ポンコツ山田.com
「少女ファイト」の、小ネタ、雑感、その他 - ポンコツ山田.com
「日本橋ヨヲコ」ワールドの、縦横のつながりについて - ポンコツ山田.com


全体的にメジャーどころが多い気はしますが、意図したものでなく、面白いものはやっぱりみんなも面白いんじゃない?ってことだと思います。


以下、ベスト5には入らなかったもののランキングの対象となる注目作品です。面白さは順不同。
Boichi 作品集 HOTEL (モーニング KC)

Boichi 作品集 HOTEL (モーニング KC)

お腹いっぱいになれるSF短編集。表題作「HOTEL」では泣いた。一回の涙消費量ということでは今年一番かもしれない。
Boichi作品集 HOTEL/Boichi/講談社 - ポンコツ山田.com
らいか・デイズ 7 (まんがタイムコミックス)

らいか・デイズ 7 (まんがタイムコミックス)

ハートフル4コマコメディ。なんというか「おっかさん」という感じ。
むんこ作品に見る、鼻水の重要性 - ポンコツ山田.com
「らいか・デイズ」に見る、「外部性」の獲得と人間の成熟 - ポンコツ山田.com
むんこ作品に見る、フキダシのない手書き台詞のニュアンス(そしてそこから見るむんこ作品の特徴) - ポンコツ山田.com
ぼくらの 9 (IKKI COMIX)

ぼくらの 9 (IKKI COMIX)

いったいどう収拾つけるつもりなんだろうとワクワクが止まらない。個人の救いが存在していないことが確約されている物語という、そのどうしようもなさから真っ向から取り組んでいるのがとても好き。
神戸在住(10) <完> (アフタヌーンKC)

神戸在住(10) <完> (アフタヌーンKC)

巷では「巨娘」の方が人気があるようだけど、私は同じくらい「神戸在住」も好きです(ちなみに「巨娘」は最新刊の発売が去年の12月なので惜しくも対象外)。最新作の「からん」はこれからもっと面白くなることを期待している最中です。
叙情的ではあるけど感傷的ではない作風が大好きです。
神戸在住/木村紺/講談社 - ポンコツ山田.com
カブのイサキ(1) (アフタヌーンKC)

カブのイサキ(1) (アフタヌーンKC)

よつばと!」が「普通の世界を新鮮な目で見ること」だとしたら、「カブのイサキ」は「変な世界を普通な目で見ること」って感じです。「ヨコハマ買い出し紀行」もそうでしたが、芦奈野先生はそのような世界の描き方がとても上手いです。
カブのイサキ/芦奈野ひとし/講談社 - ポンコツ山田.com
「ヨコハマ買い出し紀行」と「カブのイサキ」の違い 〜そっと置かれる小さな「意味」 - ポンコツ山田.com


これで全十作品ですか。きりがいいのでこの辺にしておこうと思います。あとは、私が記事のメインに取り上げる作品は基本的に好きな作品ばかりなので、過去記事一覧などでそちらも参考にしてみてください。
10作品のうちで、3作品くらい「好き」がかぶっていて、さらに他の作品が「ちょっとそれは……」に該当していなければ騙されたと思って読んでみるといいかもしれませんよ。


追記;さらにもう十本追加しました。こちらの記事の下方でどうぞ。
客観的な一つのランキングもいいけど、主観的な多くのランキングがあった方が面白いよね - ポンコツ山田.com








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