三島芳治

文学の世界と世界の中心の女の子『児玉まりあ文学集成』の話

校舎の隅っこ、地学部の部室を乗っ取った文学部。そこにいるのは唯一の部員、児玉まりあ。まるで詩のような話し方をする児玉さん。彼女が言葉を紡げば、そこには文学が生まれる。文学部に入部するため、僕こと笛田君は部室まで毎日通う。彼女の入部テストは…

そして今日も劇は続く 不自然な日々とともに 『レストー夫人』の話

「レストー夫人」。それは、ある高校の2年生が毎年行う劇の演目。7つのクラスで同じ劇からそれぞれ異なる台本を作るため、7つの「レストー夫人」が毎年上演される。 ある年のあるクラス、そこには志野という少女がいた。西洋人じみた美しい顔立ちの彼女は…