ポンコツ山田.com

漫画やアニメ、小説などについて、思ったことを恬淡と。

ツジトモ

『GIANT KILLING』不遇不屈の天才・持田 傲慢の裏にある連帯の話

一か月遅れで発売された『GIANT KILLING』42巻。 A代表に呼ばれた東京Vの持田選手と、海外で活躍する現A代表10番の花森両選手の因縁から、ETU対東京Vの東京ダービーへ続いていく、非常に熱い巻となっています。序盤から激しく球際で競り合い、両者一…

『GIANT KILLING』孤独の道を行きかけた達海と、行ってしまった村越の話

『GIANT KILLING』最新刊の盛り上がりが「最高かよ……」って感じだったので、思わず全巻読み返してました。山田です。GIANT KILLING(39) (モーニングコミックス)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/03/23メディア: …

『GIANT KILLING』停滞を生む「慣れ」とそれを打破するものの話

A代表に呼ばれるも、活躍の機会を得られないことに、自分で思ってもいなかったほどに悔しさを覚える椿。そんな彼をベンチに据えて、日本対ウルグアイとの親善試合が始まった38巻。GIANT KILLING(38) (モーニングコミックス)作者: ツジトモ,…

『GIANT KILLING』わかりやすい試合展開の秘密の話 後編

前編からの後編です。 後編では、前編で述べた漫画におけるサッカー描写の難しさを踏まえて、『GIANT KILLING』ではどんな特徴が見られるかを書いていきたいと思います。GIANT KILLING(35) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発…

『GIANT KILLING』わかりやすい試合展開の秘密の話 前編

一度読み返すとついつい連続して巻を追ってしまう作品に『GIANT KILLING』があります。どこか適当な巻から読み始めると、その試合が終わるまで読むのを止められないのです。試合の結末は知っているのにそうなってしまうのは、試合の盛り上げ方が上手いのはも…

『GIANT KILLING』ハレの場であるスタジアムの話

雪辱に燃える大阪ガンナーズとの、一進一退のアウェー戦が描かれる『GIANT KILLING』35巻。GIANT KILLING(35) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/04/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (14件) を見る既に3…

『GIANT KILLING』『グラゼニ』に見る、プロ選手としての人間の姿の話

29巻の後半では読んでてフラストレーションが溜まる一方だった『GIANT KILLING』。でも、毎回その後にカタルシスがやってきているので、それを信頼して読んだ30巻。GIANT KILLING(30) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日:…

『GIANT KILLING』『宇宙兄弟』声援が押す誰かの背中の話

新刊の発売された『GIANT KILLING』。GIANT KILLING(25) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (35件) を見る前巻から続くサポーターの過去話…

『GIANT KILLING』スタンドからのメッセージと俯瞰の視点の話

試合以外のシーンだと面白度が下がるんだけど試合以外の描写で選手やサポーターやチームスタッフなどが掘り下げられてるからそのおかげで試合が面白くなってるように思う『GIANT KILLING』のお話です。最新刊では、ETUのサポーターグループであるスカルズの…

『GIANT KILLING』思考し続けるプレイヤーによる濃密な試合描写の話

川崎へのリベンジに燃えるETU。思い切りのいい若手の攻撃に幅も出てきた川崎に、ETUも攻撃的な布陣で挑む23巻です。GIANT KILLING(23) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/04/23メディア: コミック購入: 3人 クリッ…

「GIANT KILLING」大事なことは二度起こる 村越を開眼させる二度のシュートの話

もう誰か指摘してることかもしれないけど、気づいたので書いておこうかしら。 最新刊であるところの17巻では、シーズン折り返しの夏キャンプのエピソ−ドを描いている『GIANT KILLING』。GIANT KILLING(17) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メ…

「GIANT KILLING」に見る、時間を操ることで生まれる緊張/開放のカタルシスの話

漫画の中の一コマと普通の絵の違いは、台詞の有無だの、効果線だの、いわゆる漫符だのと色々ありますが、それの大元になっている前提の一つに、漫画のコマは他のコマとの連続性の中にある、というものがあります。それはつまり、漫画のコマ(絵)は「物語」…

「GIANT KILLING」 達海監督の理想はチーム名に表れていたという話

GIANT KILLING(11) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (95件) を見る相変わらず面白くて困る「GIANT KILLING」の話です。まあ今日は面白さ…

桜井のりおとツジトモに見る、非長方形のコマから生まれる効果の話

現代の日本の漫画は、基本的に右から左、上から下に向かって読むことを前提として描かれていますが、読む方向に混乱をなるべくきたさないようにという配慮からか、あるいは単にそうした方がページ内が整頓されて読みやすいし描きやすいからか、漫画のコマは…

「GIANT KILLING」と「少女ファイト」に見る、スポーツの中の「優しさ」

GIANT KILLING(9) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (154件) を見る少女ファイト(5) (KCデラックス イブニング)作者: 日本橋ヨヲコ出版社/…

「GIANT KILLING」に見る、開放的なキメゴマ

GIANT KILLING(7) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/23メディア: コミック購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (123件) を見る漫画で普通キメゴマといえば、デカゴマでドアップだと思います。さらに…

「GIANT KILLING」と「SLAM DUNK」の共通点

GIANT KILLING(7) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/23メディア: コミック購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (123件) を見る毎年一部リーグからの降格ボーダーすれすれにいる弱小プロサッカークラ…