ポンコツ山田.com

漫画やアニメ、小説などについて、思ったことを恬淡と。

コマ割

『ゴルゴ13』に見る、コマ分割による情報優先度の変化の話

『ゴルゴ13』と言えば、巻数が多い作品、連載が長寿である作品として、『こち亀』と共にしばしば名前が挙がりますが、連載が長いだけあって、様々なコマ使いが見られます。今日はその中で、なるほどと思った一つをご紹介。ゴルゴ13 (Volume88) BEST BANK (SP…

ヤマシタトモコに見るコマ送り技法による心理描写の話

コマ送り技法は以前の記事で、キャラクターの視点に同調させたり、読み手の時間を操作したり、あるいはシュールな笑いを生み出したりということを書きましたが、 「よつばと!」に見るコマ送り技法のニュアンスの話 - ポンコツ山田.com 「よつばと!」コマ送…

「苺ましまろ」に見るコマ送り技法によるシュールな笑いの話

以前、『よつばと!』についての記事で、漫画におけるコマ送り技法について書きました。 「よつばと!」に見るコマ送り技法のニュアンスの話 そこでは、「「地」を動かさずに特定のキャラだけを大きく動かす、いわゆる「コマ送り」の方法は、子どもであるよ…

漫画の読み方はどのように体系立てて内面化されているのかという話

このエロ漫画のコマ割がすごい ほかまみつり『Chocolat』のコマ割がすごい - karimikarimi こちらの記事で触れられているコマ割の表現論について、思ったところを軽く。 私の記事内でkarimikarimiさんの画像基づいた言及が多くあるので、まずこちらの記事を…

桜井のりおとツジトモに見る、非長方形のコマから生まれる効果の話

現代の日本の漫画は、基本的に右から左、上から下に向かって読むことを前提として描かれていますが、読む方向に混乱をなるべくきたさないようにという配慮からか、あるいは単にそうした方がページ内が整頓されて読みやすいし描きやすいからか、漫画のコマは…

「みつどもえ」に見る、日本の漫画の読み方とコマ運びの兼ね合いの話

みつどもえ 7 (少年チャンピオン・コミックス)作者: 桜井のりお出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2009/05/08メディア: コミック購入: 6人 クリック: 37回この商品を含むブログ (55件) を見る基本的には、日本の漫画は右から左へコマを読み進めていくものだ…

「よつばと!」に見るコマ送り技法のニュアンスの話

よつばと! 8 (電撃コミックス)作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/08/27メディア: コミック購入: 29人 クリック: 247回この商品を含むブログ (573件) を見る先日ふと思い立って全巻読み返してみたんですが、最新…

王道なギャグ漫画として、意外な事ながら「ラブやん」について考えてみる

ラブやん(11) (アフタヌーンKC)作者: 田丸浩史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (74件) を見る今月買ったアフタヌーンの新刊は「百舌谷さん逆上する」と「ラブやん」。両方ともギ…

「BLACK LAGOON」に見る、映画的な漫画構成 後編

BLACK LAGOON 8 (サンデーGXコミックス)作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/19メディア: コミック購入: 15人 クリック: 97回この商品を含むブログ (178件) を見る昨日の続きです。 「BLACK LAGOON」に見る、映画的な漫画構成 前編 - ポン…

「BLACK LAGOON」に見る、映画的な漫画構成 前編

BLACK LAGOON 8 (サンデーGXコミックス)作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/19メディア: コミック購入: 15人 クリック: 97回この商品を含むブログ (178件) を見るサンデーGX誌上で連載中のガンアクション作品。濃密に立ち込めるアメリカ…

「GIANT KILLING」に見る、開放的なキメゴマ

GIANT KILLING(7) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/23メディア: コミック購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (123件) を見る漫画で普通キメゴマといえば、デカゴマでドアップだと思います。さらに…