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漫画の話です。

コトヤマ

『よふかしのうた』人と吸血鬼 夜と昼 別物のようで地続きにある世界の話

最新刊で吸血鬼vs探偵の話も一区切りの『よふかしのうた』。よふかしのうた(10) (少年サンデーコミックス)作者:コトヤマ小学館Amazon 吸血鬼とはどんな存在なのか、その中でもナズナはどんな吸血鬼なのか、というところに踏み込んだエピソードでした。 …

『よふかしのうた』6巻後半の感想の話

よふかしのうた(6) (少年サンデーコミックス)作者:コトヤマ発売日: 2021/01/18メディア: Kindle版 第54夜。ドキッ!男だらけの銭湯大会! 吸血鬼のなり方(され方)は知ってるけど、まだなっていないマヒル。つまり、まだ血を吸われていないということ。 …

『よふかしのうた』6巻(前半)の感想の話

よふかしのうた(6) (少年サンデーコミックス)作者:コトヤマ発売日: 2021/01/18メディア: Kindle版 第50夜。吸血鬼になることを決意するマヒル 人当たりがよくて、友達も多い。と思われてるマヒルの内面。キクと出会って楽しさを感じたことで、翻って今ま…

『よふかしのうた』セリと秋山と対等な友達の話

前回の記事では、コウの行動原理について書きました。 yamada10-07.hateblo.jp 簡単にまとめれば、コウはナズナを好きになろうとしていますが、それは手段としての恋であり、最終的な目的は、彼女が示した価値観で生きることだ、ということです。 まだ恋をし…

『よふかしのうた』コウの行動原理の話

コトヤマ先生の、現在絶賛連載中の『よふかしのうた』。 本作は言ってみれば、日常に馴染めなくなってしまった少年が、そんな日常を気楽に無視して過ごす吸血鬼の少女と出会う、ボーイ・ミーツ・ガール。ささいなことをきっかけに、学校へ通うことができなく…